健康診断で「コレステロールが高い」と言われたら、まず何をすればいい?|不動前おがわクリニック|品川区不動前の内科・糖尿病内科・内分泌代謝内科

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健康診断で「コレステロールが高い」と言われたら、まず何をすればいい?

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2026年8月28日

健康診断で「コレステロールが高い」と言われたら、まず何をすればいい?

健康診断の結果を見て、「コレステロールが高い」と書かれていたことはありませんか?

「少しくらい高くても大丈夫かな?」
「揚げ物を減らせば下がる?」
「薬を飲み始めたら一生やめられない?」

血糖値と同じように、コレステロールも症状がないため、健診で異常を指摘されてもそのままにしてしまう方が少なくありません。

しかし、コレステロールが高い状態が長く続くと、知らない間に血管の壁に脂質がたまり、動脈硬化が進んでしまうことがあります。

心筋梗塞や脳梗塞を防ぐためにも、健康診断で指摘された数値を一度きちんと確認してみましょう。

まず見てほしいのは「LDLコレステロール」

「コレステロール」と一言でいっても、健康診断にはいくつかの項目があります。

特に重要なのが、LDLコレステロールです。

LDLコレステロールは、一般的に「悪玉コレステロール」と呼ばれることがあります。LDLコレステロールが高い状態が続くと、血管の壁にたまり、動脈硬化を進める原因になります。

一方、HDLコレステロールは「善玉コレステロール」と呼ばれ、低すぎる場合には注意が必要です。

また、中性脂肪も動脈硬化や生活習慣病と関係するため、LDLコレステロールだけでなく、健診結果全体を見ることが大切です。

LDLコレステロールは、いくつから注意が必要?

健康診断での一般的な目安は、次の通りです。

LDLコレステロール 119mg/dL以下

一般的には問題のない範囲です。

ただし、糖尿病や慢性腎臓病がある方、すでに心筋梗塞や脳梗塞を経験したことがある方などは、より低い値を目標にする場合があります。

LDLコレステロール 120〜139mg/dL

「境界域」と呼ばれる範囲です。

すぐに薬が必要というわけではありませんが、糖尿病、高血圧、喫煙など、動脈硬化のリスクを高める要因がある場合には注意が必要です。

「少し高いだけだから大丈夫」と思わず、ほかの健診結果もあわせて確認しましょう。

LDLコレステロール 140〜179mg/dL

脂質異常症と診断される基準の一つです。

この範囲であれば、一度医療機関で相談することをおすすめします。

ただし、140mg/dLを超えたからといって、すべての方にすぐ薬が必要になるわけではありません。

年齢、血圧、血糖値、喫煙の有無、家族歴などを確認し、その方の動脈硬化のリスクを総合的に判断します。

まずは食事や運動などの生活習慣を見直し、数か月後に再検査をすることもあります。

LDLコレステロール 180mg/dL以上

できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。

LDLコレステロールが180mg/dL以上の場合には、単なる生活習慣だけでなく、「家族性高コレステロール血症」という遺伝的な病気が隠れている可能性もあります。

特に、

・若い頃からコレステロールが高い
・家族にもコレステロールが高い人がいる
・家族に若い年齢で心筋梗塞や狭心症になった人がいる

という場合には、ぜひ医師に相談してください。

「コレステロールが高い=脂っこいものの食べ過ぎ」ではありません

コレステロールが高いと言われると、

「揚げ物を食べ過ぎたからかな?」
「卵を食べているからかな?」

と考える方が多いかもしれません。

もちろん、食生活はコレステロールの値に影響します。

しかし、コレステロールの値は食事だけで決まるわけではありません。

遺伝的な体質、年齢、運動不足、体重の増加なども関係しています。

また、甲状腺機能の低下など、別の病気が原因でコレステロールが高くなることもあります。

「私は健康的な食事をしているから大丈夫」と思っていても、LDLコレステロールが高い場合には、一度原因を確認することが大切です。

薬は一度飲み始めたら、一生やめられない?

これも患者さんからよく聞かれる質問です。

結論から言うと、すべての方が一生薬を飲み続けなければならないわけではありません。

生活習慣の改善や体重の変化によって数値が改善し、薬の量を減らしたり、中止できたりする場合もあります。

一方で、糖尿病など動脈硬化のリスクが高い病気がある方や、家族性高コレステロール血症の方では、長期的な薬物治療が必要になることもあります。

大切なのは、「薬を飲むか、飲まないか」だけではありません。

将来、心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクを考えながら、その方に合った治療を選ぶことが大切です。

まとめると、受診の目安は?

健康診断のLDLコレステロールを見たときには、次のように考えてみてください。

119mg/dL以下
→ 一般的には問題のない範囲です。ただし、糖尿病や心臓・血管の病気がある方では、より低い管理目標が設定される場合があります。

120〜139mg/dL
→ 境界域です。糖尿病、高血圧、喫煙などがある方は、一度医療機関で相談することをおすすめします。

140〜179mg/dL
→ 脂質異常症の範囲です。一度医療機関を受診し、生活習慣やほかの動脈硬化のリスクも含めて確認しましょう。

180mg/dL以上
→ できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。家族性高コレステロール血症などが隠れていないか確認することも大切です。

健診結果を、そのままにしないでください

コレステロールが高くても、多くの場合、自覚症状はありません。

だからこそ、「元気だから大丈夫」と思ってしまいがちです。

しかし、動脈硬化は少しずつ進み、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞として現れることがあります。

健康診断で「コレステロールが高い」と言われたら、まずはLDLコレステロールの数値を確認してみましょう。

そして、必要に応じて医療機関で、ご自身の血圧、血糖値、体重、喫煙習慣なども含めて確認することが大切です。

不動前おがわクリニックでは、健康診断の結果をもとに、一人ひとりの動脈硬化のリスクを確認し、生活習慣の改善や必要な治療についてご相談いただけます。

「この数値なら受診したほうがいい?」
「薬は必要?」
「食事だけで下げられる?」

そんな疑問をお持ちの方も、ぜひお気軽にご相談ください。

健康診断の結果をそのままにしないことが、10年後、20年後の心臓や血管の健康につながります。

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