暑い夏の水分補給、本当にそれで大丈夫?|不動前おがわクリニック|品川区不動前の内科・糖尿病内科・内分泌代謝内科

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暑い夏の水分補給、本当にそれで大丈夫?

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2026年7月29日

暑い夏の水分補給、本当にそれで大丈夫?

暑い日が続く夏は、熱中症対策として「水分補給をしましょう」とよく耳にします。しかし、「何を飲めばよいの?」「スポーツドリンクなら安心?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、糖尿病専門医の立場から、健康的な水分補給のポイントをご紹介します。


のどが渇いたときには、すでに脱水が始まっています
私たちは暑い季節には、汗をかくだけでなく呼吸や皮膚からも多くの水分を失っています。特に高齢の方はのどの渇きを感じにくく、気づかないうちに脱水になっていることも少なくありません。
また、糖尿病の方は血糖値が高くなると尿の量が増え、水分が失われやすくなるため、脱水のリスクが高くなります。
「のどが渇いたから飲む」ではなく、こまめに少しずつ水分を補給することが大切です。


普段の水分補給は「水」や「麦茶」がおすすめ
日常生活での水分補給には、水や麦茶がおすすめです。
麦茶はカフェインを含まず、ミネラルも補給できるため、夏にはぴったりの飲み物です。
一方で、コーヒーや緑茶は適量であれば問題ありませんが、カフェインには利尿作用があるため、これらだけで水分補給を済ませるのは避けましょう。


スポーツドリンクは「いつでも飲んでよい飲み物」ではありません
「熱中症予防にはスポーツドリンク」と思われがちですが、実は糖分を多く含むものが少なくありません。
500mLのスポーツドリンクには、角砂糖約6~8個分に相当する糖質が含まれている商品もあります。
炎天下で長時間運動したときや、大量の汗をかいた場合には役立ちますが、普段の生活で何本も飲むと血糖値の上昇につながることがあります。
糖尿病や血糖値が気になる方は、日常の水分補給として飲み続けることはおすすめできません。

0kcal・ゼロシュガー飲料なら大丈夫?

「甘い飲み物が飲みたいけれど、血糖値が気になる」という方には、0kcal・ゼロシュガー飲料という選択肢があります。これらの飲料は、糖質の代わりに人工甘味料や甘味料が使用されており、一般的には血糖値への影響はほとんどありません。そのため、糖尿病の方や血糖値が気になる方でも、通常は安心して飲んでいただけます。ただし、商品によっては「糖質ゼロ」と表示されていても、わずかに糖質を含む場合があります。また、甘い飲み物に慣れすぎると、より甘いものを欲しやすくなることもあるため、水や麦茶を基本とし、0kcal飲料は上手に取り入れるのがおすすめです。


経口補水液も「脱水時の飲み物」です
経口補水液は、軽度から中等度の脱水状態を改善するために作られています。
発熱や下痢・嘔吐、大量の発汗などによる脱水には有効ですが、普段から予防目的で飲む必要はありません。
用途に応じて使い分けることが大切です。


水分補給のポイント
・のどが渇く前からこまめに飲む
・普段は水や麦茶を選ぶ
・スポーツドリンクは大量に汗をかいたときだけ
・アルコールは水分補給にはならないため、飲酒時は水も一緒に飲む


このような症状があれば早めに受診を
めまいや立ちくらみ
強いだるさ
尿の量が少ない
意識がぼんやりする
水分がうまく飲めない
これらは脱水や熱中症のサインかもしれません。無理をせず、早めに医療機関へ相談しましょう。
暑い夏を元気に過ごすためには、「何を飲むか」も大切です。正しい水分補給を心がけ、熱中症や脱水を予防しましょう。
気になる症状や、糖尿病・高血圧などで水分の摂り方に不安がある方は、お気軽にご相談ください。

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