2026年9月25日
「最近なんだか疲れやすい」「以前と同じように食べているのに体重が増えてきた」「寒がりになった気がする」。
このような変化はありませんか?
実は、こうした症状の原因として、甲状腺の病気が隠れていることがあります。
甲状腺は、首の前側にある小さな臓器です。ここで作られる「甲状腺ホルモン」は、体の新陳代謝を調整する大切な役割をしています。
甲状腺ホルモンが少なくなると、体の代謝が落ちるため、疲れやすい、体重が増える、寒がりになる、むくみやすい、便秘になる、肌が乾燥する、といった症状が出ることがあります。代表的な病気が「橋本病」です。
一方で、甲状腺ホルモンが多くなりすぎると、動悸、汗をかきやすい、手が震える、体重が減る、暑がりになる、落ち着かないといった症状が出ることがあります。代表的なのが「バセドウ病」です。
甲状腺の病気は、症状がはっきりしないことも少なくありません。「疲れているだけ」「更年期かな」と思っていたところ、血液検査をして初めて甲状腺の異常が分かることもあります。
甲状腺の働きは、血液検査で調べることができます。TSHやFT4といった項目を確認することで、甲状腺がきちんと働いているかを調べることができます。
「最近疲れやすくなった」「体重が増えてきた」「動悸がする」など、以前と違う体調の変化が続いている場合には、一度甲状腺の検査を受けてみるのも一つの方法です。
甲状腺の病気は、適切な治療をすることで症状の改善が十分期待できます。
なんとなくの体調不良だからと我慢せず、気になる症状があればお気軽にご相談ください。