2026年5月20日

「体重がだんだん増えてきた」「健康診断でBMI高値を指摘された」「食事を気を付けている、運動もしているのになかなかやせられない」
そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
日本では、BMI 25以上を「肥満」と定義しています。BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算される体格の目安です。
実は、「肥満」と「肥満症」は少し意味が異なります。
単に体重が多い状態を「肥満」といいますが、肥満によって健康に影響が出ている状態を「肥満症」と呼びます。高血圧、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群などは、肥満と関連の深い病気です。
特に内臓脂肪が増えると、血圧や血糖、コレステロールに悪影響を与え、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを高めることが分かっています。
体重を少し減らすだけでも、血圧や血糖値、コレステロールの改善につながることがあります。
まずは食事内容の見直し、適度な運動、睡眠など、日々の習慣を整えることが肥満症治療の基本になります。
また当院では、6月20日13時半から15時に肥満症や生活習慣病についての健康相談会を予定しております。
「最近体重が気になる」「健康診断の結果が心配」という方も、お気軽にご相談ください。
最近では、生活習慣の改善だけでは十分な効果が得られない方に対して、医学的に体重管理をサポートする「肥満症治療薬」も登場しています。
次回の院長コラムでは、肥満症に対する薬物治療について、分かりやすくご紹介したいと思います。